期待値ではない
KOF14ではオプションでキャラクターごとの勝率を見ることができます。
しかし先鋒~大将でその意味は異なります。
ちょっとした雑記ですので参考程度にご覧ください。
各キャラクターデータには
総使用回数と総勝利数が載っています。
総使用回数は参加したラウンド数、総勝利数はそこで勝利した数です。
仮に先鋒戦を勝利後、相手の中堅に敗北した場合2戦1勝1敗となり、勝率は50%になります。
参加したラウンドのみを参照しているので、先鋒が3タテした場合には中堅、大将キャラの数字に変更はありません。
では具体例として実際に自分のデータを見ながら話を進めます。
総使用回数 | 総勝利数 | 勝率(切り捨て) | |
---|---|---|---|
ダイナソー | 1648 | 639 | 38% |
バイス | 2638 | 1540 | 58% |
京 | 1956 | 1078 | 55% |
少し前にPS4が壊れたため対戦回数が極端に少なくなっています。
キャラランダム練習やラグチェックなどで若干差異はありますが、Ver.3.1以降での順番固定データとして捉えてください。
まず先鋒
先鋒キャラはお互い同条件でスタートし、必ず試合に参加するため最も信憑性のある数字と言えます。
上述した通り毎回1勝することができれば必ず50%以上の勝率となるため、自分はかなり落としていることになります。敗北数が多い分、総使用回数も相対的に少なめ。
トッププレイヤー数人に聞いたところ、いずれも勝率65%前後という恐ろしい答えが返ってきました(平均2タテ)。自分の勝率と照らし合わせてみても先鋒キャラの活躍が実力の高さを表しています。
ちなみにラグチェックでお馴染みのマチュアは80%越えでした。
次に中堅
相手の体力が減っている状態で尚且つゲージがある状態で登場するため1勝以上を上げやすいポジションです。
自分のように先鋒の勝率が悪いプレイヤーは、3タテチャンスもあるため使用回数が増えがちです。
逆に、先鋒キャラが相手の大将まで引きずり出している場合、相手は目の前の試合を全力で取りにくるため、トッププレイヤーでも中堅勝率が低くなることはあります。
相手にゲージを吐かせることを目的に負けることもあるので、一概に数字だけでは実力は計れません。
最後に大将
前提として大将が負ければ試合を落とすことになるので必然的に
大将勝率≧プレイヤー勝率
となり、総使用回数が少ないほど前二人が活躍していることになります。
ただし、これも勝率を鵜呑みにはできません。
例えば逆3タテ状況で相手の先鋒~中堅を抜いて大将戦で負けた場合、3戦2勝1敗で勝率66%となりますが、試合自体は落としています。
中堅でも触れた通り、先に引きずり出された大将キャラは全力で勝ちにいかなければならないため皮肉な1勝を上げることも多いです。
数的有利の相手は計画的に戦っていることが想定できるため、先鋒キャラとは勝ちの価値が異なります。
プレイヤー全般に言えますが、実力が下の相手と対戦すれば大将の出番は少なくなり、近い相手は5分、上の相手には負けとなるので大将だけ使用回数及び勝率が極端に高くなるということは稀でしょう。
初級者上級者問わず、基本的に実力が近しい相手か格上と対戦することが多いと思われるので、やはり大将の勝率は5割前後に落ち着きそうです。
総評すると、キャラクター勝率は先鋒キャラを軸にトータルバランスで考える、となるわけですが、重要なのは自分に適した環境で練習できているかの指標にすることだと思います。
勝率が低くなる原因は
・格上とばかり対戦している
・戦い方が悪い
・相性が悪い
・つーかキャラ悪くね?
など、様々です。長期的に取り組むならばトレモに籠るだけでなく人からアドバイスをもらったり、適度な距離感で付き合える環境探し(作り)が必要不可欠です。
余談として、以前のデータを合わせると総使用回数が一番多いバイスは4万回以上になりますが勝率はさほど変わりませんでした。
成長していないのかも…と不安な部分もありますがその都度自分に合った環境を選び続けたが故の結果だと思われます。周りで継続している方たちも成長していますし。
遊びの本質は「楽しいから続ける、飽きたらやめる」、自分が楽しく続けてこれたのも環境あってのことです。楽しさの秘訣は成長し続けることにあります。
ゲームをやりたいけど楽しめていない、という方は環境を見直して向き合い方を変えてみましょう。人に恵まれれば自然と自分の中のトゲが取れて許容できることも増えます。