獣の槍が効かねぇ…!!
世間の反応を見ても評価は決して高くないでしょう。
理由はたった一つ、うしおととらでやる必要がないからです。
ゲームフローと確率を同社のV-STタイプ(ひぐらし叫)と比較すると
ひぐらし叫
1/319で当選→1/2でST→65%でループ
うしおととら
1/80でVチャレンジ→1/4で当選→1/2でST→50%でループ
もしくは 1/319の直当たりの4%
と、なり1工程挟んでいるものの実質的な初当たり確率は変わらず、非突入時の時短とループ率を削ることで一回の大当たりの出玉に特化した仕様となっています。
キツそうなイメージが先行するものの、3200発ループへの挑戦権を1/80で得られるので仕事帰りの一勝負には丁度いい、と考えるユーザーがほとんどだと思います。そこまで予想がついていながら何故この挑戦的なスペックを「うしおととら」という大型版権でやってしまったのか…。
まず、入り口に過ぎないVチャレンジまでに演出の全勢力を注いでいることが意味不明です。いや理由はわかります、アナログを活かすにはそこしか演出できる場面がないのですから。
しかし
獣の槍が刺さって激アツ、赤プッシュ、バイブとフラッシュと共にキュイン音。
からの役物数秒落ちでは気持ちがダダ下がりです。
CZ当選までに盛り上げ過ぎる昨今のパチスロ事情を体現しています。
役物関連のパーツが余ってるから取っ付けたにしても、せめて演出の順番を逆にするべきでした。天下一閃と違いわざわざ版権を使っているのですから役物の入賞と液晶演出、どちらが大切かは比ぶべくもないでしょう。
CRうしおととらの開発が公になった当時、ひぐらし叫を打ち込んでいた私は大いに期待しました。ひぐらしは演出バランスは悪いものの演出法則や版権を活かした確定系リーチは豊富でしたから。
それがうしおととらならどうなる?
全回転はとらVS流か? 風が止んじゃうのか? ひょうVS紅蓮はハズせないな、今帰ったよ…をホールで聞いたら泣いてしまうかもしれん。
名シーンが多すぎるけどやっぱり、「もう…喰ったさ。ハラァ…いっぱいだ。」が全部持ってくんだろうなぁ。。。
……。
期待を返せ
」
一応打った感想も書いておきます。
役物関連が気になる方がほとんどかと思います。
自分は0/5で平均約25秒停滞(弾かれ方は左3右2)に対し、3/4のお隣はいずれも数秒で結果が出ていました。ネカセでしか調整できないと思うので意外と手前に倒れている方が良い結果に結び付きやすいのかもしれません。直当たりで200発程の返しもあるので現状はヘソ釘中心で見ておけばよいかと。ただ、かなり荒れるスペックなのでボーダーの位置付けは難しく、仮に越えていても勝つために打つ台ではないでしょう。
自分のV入賞はありませんでしたが運よく通常時からの直撃STはゲットしました。演出はあっさりボーナスが始まり消化中にただメーターが溜まってレインボーになるだけといった拍子抜けなもの。かなり薄いところを引いているのだからそれこそブラックアウトから感動ムービーでよかったのでは?
しかも隣の方が連チャン中にプチュン…!を引いていましたが出てきたのはまさかの
「お前はそこでかわいてゆけ」
…確かにそのチョイスは悪くない。
が、そういうものはもっと盤石な体制を敷いてからやるべきだと思います。
ちなみに右打ちのオーバー入賞はそこそこ、ワンツーの効果は薄いので8発止めの2発打ち出しでOKだと思います。試行回数が少なすぎるので何とも言えませんが。
本機で1番力が入るうしとらZONE極は通常時演出と変わらず、チャンスアップが無ければ絶望的です。これも専用演出にするなり工夫のし甲斐があっただろうに…。
前回の記事から大分時間を空けての更新で内容が愚痴というかダメ出しばかりで気分を害された方申し訳ないです。しかも前回もトロピカルKISSの愚痴でしたね…。
うしおととらが大好きなユーザーのリアルな嘆きだと思って笑ってやってください。