山崎は一体何人のツラを忘れないのだろうか?
待ち望んでいたバージョンアップ、そして新キャラが実装されて1週間ほど経ちましたが、環境はどのように変化しているか。実際に対戦を重ねて自分なりに考えてみました。
全体的な変更点
まずざっくりとした変更点ですが
新キャラ追加。特にロック、ヴァネッサの使用頻度は高いようです。元々人気キャラというのもあってこれは予想できました。既に研究が進んでおり、ロックの真空投げループは修正されるとしても、ヴァネッサはヴァネッサでテクニカルなスタンコンボが発見されています。
新キャラのみならず各キャラコンボ性能が上がっていて、弱キャラ救済且つKOFらしさが少しずつ戻ってきた感はあります。
そして前バージョンまで猛威を振るっていた上位キャラ達はおおむね順当な下降修正が入りました。少なくとも弱キャラお断り中距離差し合いゲーはある程度緩和されたのではないでしょうか。
何より1番の変更点である各キャラのライフ調整、自分はこれを1番待ち望んでいました。
というのも、負けが込んでくるとついついキャラに文句を言いたくなってしまうのですが、これがあると手っ取り早く溜飲が下がるんです。個人的に上位に来ると予想しているキムと紅丸はその典型ですかね、強いけどライフが低いということは製作陣もそれを理解している、ということになりますから。
初期の鷹一強時代から考えると素晴らしい進歩だと思います。誰かアドバイザーでも就いたんじゃないかと思うぐらい。
ライフ900勢は無駄に使用人口を増やしたバツでしょう。ただ、アテナはそこまでしなくてもよかったような…。13のアテナに慣れている人であればそこまで脅威を感じる性能ではないと思うのですがどうでしょう。
と、パッと見の所感はこれぐらいです。
自キャラについて
バイス 京 ダイナソー
を使っていました。
山崎参戦までその枠を遊びでダイナソーにしていたのですが…
この恐竜強ぇ
ということに気付きました。
コンボが安い、不利フレームを背負い過ぎ、デカキャラ故のめくられやすさ、表裏択の見分けのつきにくさ、と今欠点を挙げても軽くヒいているわけですが、大事なのは戦える武器があるかどうかです。
ダイナソーは2Aだけで天下取れます。
相手の武器を潰し自分の土俵を作っていくという点でこれほど理に適った技はない。
長くなりそうなのでダイナソーについてはまた別の記事で書くとして
肝心の山崎
02無印でずっと使い続けていたので期待していましたが
思ってたのと違う
他キャラに比べ経験値が足りていないのも自分の腕が未熟なのは百も承知ですが、小技を刻めないことと攻め継続に適したジャンプ攻撃がないことがネックです。
唯一不利フレームのない2A(5F)を使いつつ、蛇キャンでゲージ溜めとスキを消し、垂直JBを慎重に振り撒いて文字通りマムシのようにじわじわ攻めれば戦えないこともない、しかし決め手にかける。
そんな印象です。
わざわざ山崎使うメリットがなくね?って思ってしまうんですね。
(EX)サドマゾ成立直前にカウンターヒットをもらってしまうのも痛いです。
大将のEXマムシ→ドリルのロマンコンボは魅力たっぷりではあるものの、恐らく大将に置くことはないです。そもそも5ゲージ持って戦う状況がほぼないので。
とは言えまだまだ発展途上なので新しい発見を目指してしばらくは使い続けますが。
対戦環境
フリーマッチで連日戦いました。
多くのプレイヤーがまだ手探り状態ということもありキャラは良い具合にバラけていると思います。前上位キャラが減ったことで相対的に京、庵が増えたかと。ただし、今でもレオナや舞などを使っている方は恐らく生粋の使い手だけあって強い方が多かったです。
目立ったのはバースをあまり見なくなったこと、2度と帰ってこなくていいですけどね。
マイナーキャラは以前から使っていた方がほとんどでしょうけどそういった人達がイキイキと活躍できるであろう環境はかなり楽しいです。折角54キャラもいるんですから。
最後に
ライフ調整も相俟って上下の差が縮まった今、これから台頭するキャラを勝手に予想すると
京 庵 K’ キム 紅丸 ロック バイス ナコルル
このあたりだと思います。
ベーシックな技を高水準で持ちながら、それプラス崩し性能や割の良いコンボ、攻め継続ができるキャラ達(当たり前ですが)。ロックは新キャラということもありしばらく熱は冷めないでしょう。
紅丸は紅丸コレ…コライダーの隙が増えたことは当然としても、生命線のJDと雷靭拳の性能がそのままなのでまだまだ脅威です。居合蹴りのスタン値が減ると思ったらコンボ制限がかかったのは面白い調整です。
バイスは個人的にずっと上位キャラだと思っているので、今回こそ使用率が増える、はず。私は使い続けます。遠Bの弱体化はやっとか、といったところ。
ナコルルは自分の苦手意識がほとんど。ナコルルの処理なんざ余裕よ、って方がいたら教えてほしいです。
結局のところ上述した通り多少の不満はライフでカバーされています。
何はともあれ新シーズンは始まったばかりなので楽しみながらやっていきましょう。