手間取らせるんじゃないよ
バイスのEXディーサイドを相手のリバサ無敵に重ねた際、どの技を掴めるかのメモです。
結論から言いますと
無敵技〇 完全無敵技✖ ガードポイント✖ です。
無敵技
以前別の記事で書いたことですが、EXディーサイド、EXオーバーキルのような無条件追撃判定、通称何でも判定の技は相手の無敵時間を無視して掴むことができます。
なので、相手がリバーサルでムーンスラッシャーやイフリートなどの無敵昇竜を出しても、EXディーサイドが重なっていれば一方勝ちすることができます。
超必殺技も同様ですが、完全に重なると暗転前に掴み、ゲージは減りません。恐らくコマンド成立後1F目は無敵状態を経由して暗転する仕様になっているのだと思います。実際、無敵時間がない超必殺技に対して通常技を持続重ねしても暗転はするので、発生保障のようなものでしょう。だとすると1F投げの超必殺技は実質無敵なのかもしれません。
完全無敵技
ただし完全無敵技は掴むことができません。正式名称かわかりませんが、自分はこれを存在判定がなくなる技と呼んでいます。
全てを調べたわけではないですが、K’のEXブラックアウト、アテナのEXサイキックテレポート、舞のCLIMAXがこれにあたります。要は押し合い判定がなく相手をすり抜ける技です。ガードキャンセル前後転もこれに該当すると思います。
ガードポイント
EXディーサイドは打撃なので当然ガードポイントを掴むことはできません。強いガーポ技の代表としてクラークの弱SAB、ダイナソーの強ゼツメツハリケーンなどが浮かぶと思います。しかしこれらは1F目から無敵ですが、ガードポイントが付与されるのは4~5F目からです。
よって、起き上がりにEXディーサイドを重ねると結局バイスの一方勝ちになります。
ただ、ダイナソーのEXゼツメツハリケーンは1F目から無敵とガードポイントを付与しているので、バイスに一方的に勝てる数少ない技となります。ルールに則って勝っているあたりが面白いですね。
これは当身も同様で、1F目から当身属性を持つものは当身で取ることができます。
というわけで、ざっくりとですがEXディーサイドの面白い性能についてでした。
一見すると万能技に見えますが、EXディーサイド自体は発生が遅く無敵時間もないので、後出しすると負けますし、良くて相打ち、至近距離だとコマ投げで返されます。対処法もただガードすればいいだけ、とシンプルです。
なので使い方としては、無敵暴れが選択肢に入りやすいキャラへの牽制に使ったり、やや離れた位置でEXスプラッシュやダッシュEXゴアフェストとの択でプレッシャーをかけるのが主となります。
自分が実戦で使うものは、
ゴアフェスト→生解放→フレーム消費(バクステなど)→EXディーサイド
です。
フレーム消費をしてから解放した方がドライブ時間は保てますが、解放を先にすることで相手に考えさせる時間を与えた方が効果的だと考えています。実戦では投げ技を嫌ってジャンプやバクステをする相手にEXディーサイドが刺さることが多かったです。
遠C、D解放が警戒されやすく、シュンエイやハイデルンには触れることさえ難しかったりするので、生解放でこれだけ強みがあるとまだまだ可能性を感じさせてくれます。