フリゲ シルヴァビルヒの聖なる剣をクリアしたので軽ーく紹介する

なあ クライマハイよ

 

クリアしたのは一年ほど前です。プレイした記憶がふと蘇ったのでメモを見ながら書いてみます。

 

シルヴァビルヒの聖なる剣はフリーゲームのSRPGで、同じくフリーゲーム、ヴェスタリアサーガの続編且つ外伝にあたる作品。総作指揮はファイアーエムブレムの加賀氏。

ヴェスタリアサーガは前後編、もしくは3部作で構想が練られており、今作は第一部のED後にあたります。

外伝とは言え続編としてのボリュームは充分。

攻略記事ではなくただの個人の感想です。多少のネタバレはご容赦ください。

 

 

今作の特徴

 

ストーリー

前作は歴史に関する物語を辿っていたが、今作は各キャラクターにスポットを当てて展開していく。外伝という位置付けの配慮もあるのでしょう。作品自体の本筋をあまり進めることなく肩肘を張らずに見れる、と個人的には思う。

気になる点として様々な国が入り乱れ、多くの固有名詞が出てくるがTIPS的なモノはほとんどないため会話の流れを汲んで都度整理する必要がある。シリーズものなので前作をプレイしていないとついていけない部分は多々ある。

とりあえず何となく大筋を追っていれば問題はないがたまに会話の中に戦闘のヒントがあったりする。

意外と俗的な会話も多く、ガンダムネタなどもあるのはフリゲならでは。物語を損なう程の激しさはないのでちょっとした箸休め的に見ておこう。

 

 

キャラクターはほぼ続投

前作のキャラクターはほぼ上級職として登場。初出のキャラは「アイテムを使用してクラスチェンジ」というものがなく、ベルウィックサーガのようにイベント経由でクラスチェンジとなっている。そのイベントも特別条件が難しいものはなく見逃すことはない…はず。

アイテム使用CCは費用が嵩む上に分岐に悩みがちなのでこれは良い仕様だと思います。イベントがあると思い入れが違いますし。

FEらしくユニットロストがある点に注意。

 

レベルが上がりやすい

上級職は取得経験値が60%になるデメリットがあるが、基礎経験値が高い傾向にありサクサク上がる。

問題は前作同様レベルアップ時の吟味。各キャラ各ステータス毎に成長率が割り振られており、成長率が悪いキャラは簡単に下振れするので、5ターンセーブを利用してある程度の試行が必要になる。ステータスが上がらなかった場合、次のレベルアップ時に優遇されるということもない。

育成用のボーナスステージもあるので活用したい。ただ、吟味し過ぎると難易度が下がる。

 

キャラの個性

条件を満たすことで仲間になるキャラを含めると総数は多い。が、それぞれ強制出撃、パーティ分割により満遍なく出番は与えられる。また、強制出撃の際はキャラの長所が活きるマップが多く、嫌々使う場面がほぼないのは◎。専用武器を持っているキャラも多く、序盤からゴリ押しすることもできる、というか活用せざるを得ない。

キャラ短評を後述しておきます。

 

マップ

進行の流れを覚えて5ターンセーブを上手く活用するのが基本となる。

難しいギミックはほとんどなく、敵のゴリ押しで負けることもない…多分。一部増援がえげつないマップは適度に切り上げる。

パッシブスキルの大楯(確率でダメージを0にする)や致命(クリティカル率アップ)での運ゲーは避けられないので前もってのケアと善後策は用意しておく。

しかし基本的に単体のキャラパワーは敵よりも自軍の方が上と認識して配置を考える。

「倒さなくても良いが報酬が魅力的なイベントボス」はもちろんいる。とは言え、入念な下準備が必要な程ではないので何章も遡ってやり直すことはなかった。特定のキャラを仲間にしていないor離脱していると厳しいと思われる。

中盤あたりまではキャラの参戦スポットがバラバラになので持ち物の受け渡しには注意する。

 

 

戦闘面はFEシリーズやベルサガをやり慣れている猛者ならば平常運転でクリアできますし、存分に楽しめる内容です。

個人的に前作よりもクリアは楽に感じました。その理由の一つとして理不尽さや無駄にストレスを感じるポイントがほとんどなかったことが挙げられます。

よくありがちな

”移動制限がかかるマップで鈍足キャラをチマチマ動かす”

”レベル上げのために無理矢理補助キャラを前線に出す”

といったものはありません。

また前述している通りキャラパワーが高めで、ある程度ゴリ押しもできることと、キャラの支援効果からマップの答えが見付けやすいことで攻略が苦にならなかったのがモチベーションに繋がったのかなと思います。

難関マップをクリアした直後は燃え尽きる傾向にあるのですが、今作は程よい場面転換が多く、知らず知らずのめり込んでいました。

 

 

ややネタバレの個人的キャラ短評

 

ゼイド ロードアスラルの強さは健在。成長率が良く守備がしっかり上がったため前線に出して指揮官っぷりを発揮。馬が手に入ってからはより使いやすくなる。序盤から剣使いが多く、武器が不足しがちだったのでショートソードやカトラスは常にストックしておきたい。

アコルト 開始から高威力連続技のナスホルン所持。簡単に敵を殲滅できるので使い過ぎないようにコントロールする。5章で一気に放出後、使いどころに悩んでいたら永久離脱した。 

アシュラム 初出だが上級職。序盤のデヴァインソードは彼のためにある武器。先制が強いが、殿を任せているとうっかりやられたりデヴァインソードを消費しすぎて後悔することもしばしば。成長率があまりよくないのか、ステータスの伸びが悪かった。病を治しパドラスを手に入れてからは第一線へ。待ち伏せ持ちのアサシンを倒せるのは大きな利点。

スジャータ 不死身の雷神。意外にも唯一の短剣キャラ。素の回避率が高く、2マス離れた削りもできる。この娘がいなければクリアが難しいマップもあった。後半は不死身を活かして叱咤激励を持たせて最前線に立たせたら想像以上の活躍をした。一応アタッカーも考えてケルベロスを持たせていたが終始補助役に。序盤から活躍し続けた影の立役者。

ザイード 主に斧を持たせて起用。力と体力が高く反撃の怒りも強い、が守備の低さから敵に狙われやすく密集地に出しづらいジレンマ。自分のプレイングが下手で死闘の斧は一度も使わなかった。

シーラ 紅蓮の弓矢が序盤のアーマーに大活躍。後半は力が上がれば低コストの弓で十分戦える。ザイードとセットで出撃するもザイードより前線に立っていた気がする。万が一を考えてシュリの魔石を持たせていたが、紅蓮の弓矢を温存しすぎて使わなかった。

スライン アーバレストマン。「あの魔導士削るか」 ドガシャーンッ!! 「あ、倒した」 ってな感じでやたらココイチのクリティカルを出す。ピンポイントでの活躍が多く20章では必須キャラ、そして離脱。有終の美を飾った。

ヒルダ 君抜けるなら先言っといてや。序盤のお助けキャラ、専用装備で無双する。5章では下のアーマーを一人で殲滅。早々に離脱しまさか復帰しないとは思わなかった。それなりにユースティティアも消費できたので良しとする。

ベイモンク 籠城マップでシャムシールを持って活躍。クライマハイが強いのだがベイモンクが打たれ弱い。育成に失敗してレベル15の時点で防御が4のままだった。おまけに後半は他の武器の火力が追いつくので徐々にアイデンティティを失った。モブからの出世と考えれば上等か。「クライマハイ☆」と書くとバカップル感がある。

ドレーク 専用の装備&道具、イベントを持ち盗賊の役割も果たす主人公のような万能剣士。シナグルは唯一射程2の剣。使いやすくつい消費してしまうので最初にシュリの魔石を使った武器でもある。紋章の剣を温存したら24章でドラゴン狩りに役立った。機動力と回避力と射程、そして再移動を活かしたヒット&アウェイが無難に強い。SRPGは単純な強さよりも動かしやすいユニットが重宝する、ということを実感できるキャラ。

ジョナサン ストック係。特になし。配置上敵から狙われることもなく動かす必要もない。薬草を拾ってくれるよう祈るのみ。

ネルケ 同時期に加入するカラヤンが使いやすいためこのキャラならではの活躍はない。取得経験値が多いのでシンプルに回復をこなすのみ。ネルケの杖(隣接キャラの再行動)は20章で使ったが奮起の杖で代用できてしまうのが悲しい。ネルケの杖の射程が広がれば活躍の場は増えたはず。

カラヤン 便利屋。序盤からの遠距離回復だけでも利点が高いが、レベルアップで移動力が上がり、専用のノクターンは移動+1、射程+3と撃ち漏らした敵の処理にも長けている。強いて欠点を挙げるならば対応する動きに特化しているので、事が起こらなければ手持ち無沙汰になること。暗黒魔法が希少故貧乏性がでてしまった。しかし保険としての役割は絶大なので育てて間違いないキャラ。

ポルック&カストル 役割が似ているのでセットで。FE系によくいる地味?な斧使い。最初は使いづらいがHPと力の成長率が良いため役割を持てる。支援で命中率+35%はさりげないシーフキラー。クラスチェンジが一風変わっており、大活躍とまではいかないが常に意外性をもたらしてくれた面白い兄弟。

ベネット 回復をこなせる弓キャラが弱いわけがない。支援効果も強力で成長率も良い。移動力が上がることに気付くのが少し遅かったのが残念、当然の如く途中離脱したがラストで復帰。

ルシオン 無難なアーマーナイト。クラスチェンジを先に行った。前線に立つキャラが剣も槍も使えると資源を有効活用できる。章が進むにつれて活躍の場が減っていったがアーマーナイトってそんなもん。

クロード 同じく無難なアーマーナイト。素質を持っているので先にCCさせるべきだった。というかCCは二者択一だと思っていた。地味。

エイブラム 無難じゃないアーマーナイト。終盤になるまで気づかなかったがステータスの上限が異常に高く、感謝状を持たせての吟味で最強クラスのキャラになる。吟味せずとも上記2人の上位互換なので、十分に活躍してくれた。隣接護衛はやはり良スキル。

フィヴィ シルフィードは攻撃を外せない場面で大いに役立った。来るべき局面に備えて温存していたらやっぱり温存し過ぎた。神聖魔法のダメージ半減が便利すぎるせい。CCしてから影が薄くなったような? 熟練度が伸びず最上級魔法をほとんど使えなかったのはもったいなかった。エイブラムとの支援効果が高いのでセットで。

アレクサンダー ベルサガを彷彿とさせる騎馬隊2人組みの一人。ランスを使えるため優先的にCC。ランスの反撃封じを利用して道を塞ぎつつ頃合いを見て撃破が便利。ハローランスは実質専用最強武器。後半は機動力と超火力を活かして厄介な敵を封殺していった。

ヘスティオン もう片方。ランスを使えない分見劣りしてしまうが支援効果の守備力アップは優秀なのでセットで。アイアンデュークやドライデンを持っての突撃は魔防が低いアタッカー陣と一線を画す。立場や顔グラの割に地味な活躍。

ラフィネ 上記の騎馬隊とほぼ同時期に加入。移動力もあり初期武器も優秀。聖騎士の槍は実質専用武器。その分素ステータスの伸びが悪く、連続などの攻撃スキルがないため敵を倒しきれない場面が目立った。移動力を無駄にしないよう魔防力と麻痺無効を活かして魔導士を片付けることが多かった。

アムリュート 状態異常無効が非常に役立つ。ラフィネとセットで魔導士狩りすることが多かった。ステータスは順当にカンストし武器次第でゼイドと並ぶ活躍。専用弓の守備力アップで囮としても優秀。

バーゼルヘン ステータスは貧弱、仲間へのデメリットも酷い。11章で金策のためにレベル上げをしたが素質を覚えさせれば良かったと後悔…。愛の斧は15章の海賊を弱らせる用。ラストは強ユニットへと変貌を遂げたが他のユニットも強くなっていたのであまり目立てず。

ベルトーリア 使いやすさと強さを併せ持つ最強ユニット。確定2回攻撃、武器無限、高機動、高ライフ。成長率はあまり良くなく、吟味をしなかったがそれでも余りある活躍をした。特攻解除と癒しの指輪、保険でハイポーションを持たせて適地に飛び込みジェノサイドする。秘薬をほぼ投与したのは間違っていなかった。加入直後は死にやすいので直ぐ薬漬けにしてもよい。20D/Tのコストは対費用効果から言えば格安。ラストマップでは1ターンで右下を半壊させた。

ローレック 加入マップでステータスをカンストさせたおかげで次マップでマスターソードを奪うことができた。主力級だが案の定離脱。ナイトソードはオーバーキルなので他キャラに回す。

アスラン 飛行ユニット。フロイラインも星光の剣も希少。間接攻撃はピラムで。前作よりも使いやすく感じた。指揮官はオルフェリアとセットで行動する際に少し役立つ。

オルフェリア 飛行ユニットになりました。素質持ちで成長率も良く育てがいがあるキャラ。形態チェンジはあまり使わなかったが囮にする際の特攻解除は大きい。投槍が使えないのでフロイラインは全てこっちに回した。

エズレル シャインビットが超強力なのだが、参戦機会が読めない上に成長が下振れして悲惨なことになり使い辛さが目立ってしまった。シュリの魔石を使ってガンガン育てた方がよかったかもしれない。SRPGは先の展開がわからないためどこまで温めるかの匙加減が難しく、そういう意味でかなり悩まされたキャラ。

オーラン 移動力の高さと崖移動、地形回避があるがステータスの低さから先行しにくくなっている。火力の高い武器を持てば使いやすいがオーランならでは、というほどの活躍は望めなかった。騎馬隊がまとめて仲間になることもあって影が薄くなりがちだった。

ペンネロープ 致命、三連撃、フュリーで確殺。その分消費量も多く打たれ弱さをカバーしようとするとあっという間に枯渇する。前線に出しての魅惑は狙われないよう工夫する必要があった。意外とHPが上がりイベントも多め。

リリア 攻撃も回復も支援もこなし再行動もできる強ユニット。補助気味に使っていたが確定連撃を覚えるならばもっと早く育てればよかった。神聖魔法自体の性能が壊れてるのでエズレルのアイデンティティーがない。最強候補の一角。

フォーヴ よくいる斧使いと思いきや戦闘力は非常に高い。斧の中では一番戦果を上げやすかった。専用装備の有無が戦力の決定的差ではないことを教えてくれる漢。

ハルディア ヒくほど攻撃する。1ヒットあたりのダメージを確保したいとき以外はフランマールで十分。というかそうしないと武器がもたない。どうせ倒すだろうと過信するとたまに落ちるがやはり強ユニット。アシュラムよりも成長しやすかった。

ラヴィニア もっとヒくほど攻撃する。ハルディアと同じく余程のことがない限りアルギュランでOK。このキャラ性能にアルギュランはぶっ壊れ。専用装備の有無が戦力の決定的差であることを教えてくれる女。

サリネ 必死に育てて損した。ドラゴンライダーに期待したが所詮巫女だった。

ミァン 奇跡を起こす農民。クワ一本で行く。メイドにしたら何か変わっていたかもしれないが特に検証はしなかった。

フォロス 多分一番死んだキャラ。オーバカトラス。とは言えステータスは高く叱咤激励も使える。なんか腹立つ。

 

 

その他終盤のスポット参戦キャラは省きます。

 

メモが当時のものなので忘れている部分もありましたが、全体的にキャラも武器も説明文に強いことしか書いてなかったと思います。地味な見た目やネタっぽさがあっても性能的に捨てキャラがおらず、キャラを中心に、ということが実感できるゲームでした。

偏見かもしれませんがFE系でここまでマンパワーが高いのは珍しい気がします。

悪く言えば大味な部分も多々あり、たとえば神聖魔法の攻撃半減はシャインビットだけでよかったんじゃないかと思います。専用装備が強いのはキャラの個性ですが汎用装備が強すぎるのも考え物です。

ただ、上でも触れた通りこういった味方の強さから理不尽なストレスはあまり感じないので、シリーズものということを除けば長編のSRPGをやりたい人におススメできる一品になっています。

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