パチスロ 好きだった台シリーズ1

暴走ランプは先ペカもあります。

思い立ったことを好きに書くにあたってやりたかったのが好きな台を紹介すること。

こんな面白い台があったのか!?

という発見はいつの時代も嬉しいものです。

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私がスロットを打ち始めた頃は、北斗世代、5号機世代なんていう蔑称とも取れる皮肉な言葉がありました。今はどんな呼び名があるのでしょう?

スロットはつまらない、もう終わった。

よく耳にしますが、10年前も同じことを言われていました。

結局、規制が入れば騒ぎ立てる人は一定数いますからね。

ただ、マイナーを含めた現行機種の高設定、低設定をある程度打ってから言ってほしいなとは思います。

世の中にクソ台はもちろんありますが全部を好きになる必要はありませんし、勝つための努力もせずに、第一印象で決めるのはあまりにも浅はかです。本当に好きな台なんて1台2台あれば充分。マイナー台にも意外と面白いものありますよ。

というわけでそんな私の好きだった台を勝手にご紹介。

第一弾は

エヴァンゲリオン~まごころを、君に~

はい、超メジャーです。

しかし、自分がスロットを語る上でこれは欠かせない。出目の面白さと勝つための立ち回りを知るキッカケになった、ようはスロッカスの道に引きずり込んだ台です。

どこの店もメインで使っている、設定看破がしやすい、Aタイプらしい出目の面白さと、MAX416枚取れるBIG。REG後は無条件で50GのRT、さらに無限RTへ昇格する可能性もアリ。

ざっくり特徴を挙げるとこんな感じです。

コイン単価が安いこともあってホール側も設定を入れやすかったのでしょう。

私が通っていたホールでは50台以上の設置があり毎日8台に5、6を使っており、イベントの規制もなかった時代なので環境も相俟って非常に勝ちやすい台でした。

高設定を終日打つと大体5000枚前後に落ち着くことも多く、万枚報告もチラホラあったことから、打ち込むモチベーションにも繋がっていたと思います。

当然ライバルも多く、店の傾向を知ることと朝一の抽選が重要だったわけですが…それはいつの時代も変わらないか。

うろ覚えですが、当時のスロ雑誌で読者が選ぶ年間ベスト台に選ばれていました。

次点で2027だったかと。

2027も当時では革新的なシステムで、6だと赤7確率が段違いでしたから面白かったですね。あまり打ち込まなかったので詳しくはないですが。

エヴァに話を戻すと、単純に勝ちやすい台、というだけではここまで支持されることはないのでやはり出目などの面白さもあったのでしょう。

また、今でこそ当たり前ですが、当時はまだエヴァのタイアップということが客の呼び込みに一役買っていた頃でした。逆に私はスロットからエヴァを知ったクチですのでいかにもスロッカスらしいというか…。じゃあ何がキッカケかと思い返すと……いまいち記憶にないです。

さて、肝心の出目についてですが、いくつか抜粋しますと

通常DDT時、スイカまで滑ってハズレはボーナス確定はもちろんのこと、目押しが正確ならば黄7滑りで黄7orREG、引き込まずにスイカハズレは青7。チェリー下段停止時、右中段に赤7ビタ止まりで赤7確定。(ただしチェリーor単独の判別は不可)

そして、この時右リール赤7下段停止で暴走リプレイ確定となります。確率は 約1/20000、REG後のRT中ならば 約1/700なので、滅多に訪れませんがこの不意打ちが良いアクセントになっていました。

体験談として、当時ジャグラーを打った直後にエヴァを打っていたときの出来事。

光らないかなー。 コンッ

ペカッ お、光った。

…光った!?

と、驚いた記憶があります。

そこから冒頭のような出来事があることを知りました。以来、たまに暴走ランプを見ながら消化することもしばしば。

と、このように小役狙いでありながらボーナス種類判別も出来、さらにスイカでの赤7当選はないため取りこぼすこともない優れモノ。この台は1枚掛けができないためこのボーナス察知はありがたかったです。また5号機初期はボーナス優先制御だったためボナ確後のベル抜きも重要なポイントでした。(ベルは10枚払い出し)

私がもっとも好きだった打ち方は、レバーオンでチェリー成立時に中押しバー狙い。青7まで滑れば青7確定。バー中段停止時左リール中段バーテンパイで赤7確定。左を押すときのドキドキは何とも言えない緊張感がありました。この心臓がキュっ…!となる瞬間を体験したら立派なスロッターの出来上がりですよ。

ちなみに右バーを狙えば揃ってムービーが流れます。

多くの人が様々な打ち方を研究したエヴァまご君、設置が長いこともあってバグった台も多く見れました。背景がブラックアウトしシンジが宇宙にいるようなステージだったり、通常時の成立小役が全てナビされる状態など。

とにかく色々と楽しませてもらった台だったわけですが、続編の約束の時は、おそらく出目のせいで演出が死ぬことを恐れたのでしょう、リール制御が若干お堅い感じがしてあまり好きになれなかったです。それでもかなり打ちましたけどね。

エヴァのパチンコもスロットもこれ以降、衰退の一途を辿っていると思うのは私だけではないはず。

今はAタイプが盛り上がりを見せているので再びこういう台を出してほしいなと願っています。



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